AWLは良く定員いっぱいで、温泉ざんまいと山歩きをすることが多いので、就寝定員が6名以上は欲しい、定員いっぱいが泊まりたい さて今回ZIL化で大改造のひとつがスライドバンクベットです 今までのロデオのバンクベットは大人2人がぎりぎりで就寝は4名です 無理やりあと1名詰め込んで寝たことも多くあります 今回の改造で一番の改造ポイントは大型のスライド式バンクベットに改造することにより、大人が3人ゆったりと寝ることが出来るようにします スライドで拡張した時のベットの大きさはW=1,800 L=1,950で大人が3人ゆっくりと就寝できます またバンクベットを収納したときは奥行きは750以内に収め運転席への開口を確保しておきます(運転席にキャビンから移動するときにロデオでは必須です) ベットはチップウレタンの2層構造で硬めにしてあります、厚みは純正の時が約80mmでしたが、今回はスライド部は35mm、固定部は60mmで縫製を依頼 |
スライド部の床はシナ合板t=12とt=12を組み合わせています バンクベット側板は30mm+30mmの集成材で組み合わせています スライド部分にベットを乗せると思ったよりず〜と重たくなりました移動用のレールは計画していなかったので、下面にスライド用のコロを取り付けることに |
バンクベットをスライドした時支柱を受けるブラケットです ブラケットを取り付ける下地はFRPの外版に合板をFRPで接着して補強し、8mmのグルメットを取り付けてナットで締め付けています 強度は当初いろいろと心配しましたが、スライド部の梁も含めびくともしません |
スライド部梁の両端には支柱をセットします 支柱とスライド梁は金物(締結金具BF-842W)でワンタッチで取り付けられます 支柱は既製品のテーブルの足を加工しています |
バンクベットのスライド部を引き出して 両端にセットした支柱をブラケットに載せます 2人でセットすれば楽勝ですが、慣れれば一人でも簡単に出来ます |
バンクベットスライド部梁の詳細です |
バンクベットを拡張した状態です 下で引っくり返っているのはSEIさん 液晶のTVはベットを引き出す時は2段階下に降ろします ロデオはバンクベットと下部とのベットの落差は余りありませんので梯子は不要です |
下のシートを就寝用のベットにします スライドリクライニングシートを水平に、サイドシートを通路にスライドして全体が大きなベットになります ベットの大きさは W=1,850 L=2,000です 1人寝る時はリクライニングシートを水平にしなくともサイドシートだけでもゆっくりと寝る事が出来ます バンクベットも足を取り付けなくともバンク部分いっぱいまで引き出せは1人はゆっくりと寝れます |
テーブルは入り口の横に縦にして固定します 走行中にリクライニングシートを2脚とも前向きにした時にも庫の位置にセットします ちょうど入り口からの目隠しも兼ねます テーブルの上部をパッチンで固定します |
XZBさんがバンクベットのベースを組み立てています |
バンクベットの外注用の図面です |