ロデオのリアキャビンエアユニット



ロデオのリアの空調ユニットの位置と吹出しを大改造

すっきりとスマートの収まりました

リア空調のスイッチ類はリアエントランスの横に
ここにはダクトを立ち上げています
ロデオのリアキャビンのエアユニットの改造について
改造前の配置はロデオのリアクーラーとヒーターのエアユニットは冷蔵庫の上部にありました
このユニットはファンの音が爆音で、また冷房時はいいのですが、暖房時には天井付付近から温風が頭の辺りに吹き快適ではありません
またエアユニットのスペースも余裕があり、ちょっともったいないと思っていました

右の写真は解体して床に下ろしたクーラーユニットです
左の写真が改造前のリアエアユニットの吹き出しです、この背面にユニットがあります

解体して分かったのですが、クーラーの冷媒管と暖房用のウォーターホースがフロントから引いてありますが、右側の側面から後方で左側に引き回され冷蔵庫の裏側で天井面まで配管されています・・・・とっても長い・・・効率も悪そう・・・・・・・キャビンの上部に重量のあるユニットを置くのもちょっといやでした
今回の内部改造ではエアユニットを後部シートとエントランスとの間に収めることにしました

内部内装の解体でエアユニットが宙ぶらりんになります
冷媒管のホースを切断して、短縮する必要があります、クーラー専門の桑本自動車で冷媒ガスのフロンを回収してもらいます

その後ホースを約2.5m切断して、再び冷媒管とユニットを接続して、冷媒ガスを入れともらいます

一度切断すると異物が混入する可能性があるのでレシーバーを新品に交換します

クーラーユニットをエントランス横にセットします極力高さを下げるためユニット部の床合板はカットしてあります
ユニットは中央にモーターがあり左右に2台のシロッコフアンがあります
シロッコファンは音が小さいはずなのですがこのユニットの音はびっくりするぐらいにぎやかです
冷媒ホースとユニットの接続はタケノコパイプに冷媒ホースを圧入してクランプで締め付けるタイプです、この方式はガスが漏れやすいとのこと


さて次は温水用の配管です
温水はエンジンの冷却水循環ポンプでは回しきれないので、リア用の循環ポンプが増設されています
この循環ポンプはリアに設置されているグレータンクとシャーシーの間の狭い場所にあります

一度グレータンクをはずして循環ポンプをセットしなおします
この循環ポンプへの温水はクーラー作動時と暖房OFF時には吸気負圧スイッチによりカットされます

グレータンクの撤去取り付けはボルトナットが錆びていて大変でした


エアユニットを」セットした状況です
上に見えるのが後部側のリクライニングシートフレームです
下がリアエントランスです
ファンと循環パイプ制御用のスイッチはとっても複雑
わからなくならないように気をつけて復旧します



最終的にユニットの上部は集成材のテーブルでカバーします

冷房用のダクトを壁に沿って立ち上げ制御用のスイッチと吹出口をつけたポットを吊戸棚の下に取り付けます
吹出し口は今までついていた物を使います
エアダクトは合板で組み立てコーナーをトリマでR加工して木目のダイノックシートを貼っています


う〜〜む、なかなか美しい、満足、満足・・・自画自賛


暖房用の吹出しのレジスターを後部スライドシートの下に取り付けています
レジスターの開閉は中央のノブを回すことで行います

使用の感想
 ファンの爆音が頭の上から襲ってくることも無く、暖房の温風が足元から吹いてくれるのでとても快適です、クーラーの冷風もちょうど良い状態
ただダクトの隙間の処理が甘かったため、ダクト周辺からエアが漏れます
まあそのうち暇なときに直しましょう
スイッチもわかりやすい位置となったので操作も間違えることがありません