剱沢雪渓から真砂沢ロッジ、仙人池、仙人温泉小屋へ

7/19剣山荘(けんざんそう)から出発、いきなりすごい傾斜の剱沢雪渓の洗礼を受けビビリながら真砂沢ロッジにそして真砂沢ロッジ、 二股、雨の中仙人峠のきつ〜〜い登りと危険な沢を横断して仙人池ヒュッテ、おばちゃんに冷やかされて仙人温泉小屋へ
ここでゆっくりと宿泊です  立山・黒部・宇奈月の温浅ざんまいルート
剣山荘から真砂沢ロッジへの地図
剣山荘 剣山荘 標高2550m
連絡先:〒930-14 富山県中新川郡立山町芦峅寺55 佐伯功麿
TEL:0764-82-1564 FAX:0764-82-1565 収容人数:200人
営業期間:4/25〜5/6、6/25〜10月中旬
宿泊料金:8400円 素泊まり5700円
 現地電話:TEL:080-967-9116  営業期間中のみ
翌朝はまだ風も強く雨が降っています、が意外と視界がよいので、仙人温泉への縦走を決めます
館内放送は剱岳登山は危険ですので中止を呼びかけていました
2日前は落石で死亡事故があったそうです
5:30から朝食をして、雨具に身を固めて6:20に剣山荘を出発します
剣山荘から出発
上部から剣雪渓を 山荘で教えていただいた道に従って這い松の中を約20分で剱沢雪渓の上部に出ます
いきなりすごい傾斜の雪渓が現れました、角度は30度〜35度ありそうです、6本爪のアイゼンをつけてゆっくりと下ります、 一度尻餅をついたら最後300m以上は滑落してしまいます、ピッケルがあれば安心なのですが、今回は装備していませんでした
女性軍は足がすくんで動けません、今までこのような場所にきたことがないので当然かもしれません
男性軍がサポートしますがなかなか進みません
そのうちにTAMの娘は雪渓の下まで下り、リュックを置いて登ってきました
 
剣雪渓を望む
剣雪渓の途中から ゆっくりと雪渓を下る 剣雪渓が回りながら真砂沢へ
剣雪渓の途中 途中まで下って気がついたのですが真砂沢ロッジ方向に向かって右側の雪渓は角度が緩やかでずーと下りやすい雪渓でした
一度剣沢小屋のほうに向かって右手の雪渓を下ったほうが良かったようです
なかなか下ることができませんので用意していたザイルを取り出し、体を介錯してQPJとTAMで後方を確保しながら下ります
7:40にようやく最初の急勾配の雪渓を下りました
普通に下れば15分程度の工程でしょうか
ほっとして気を取り直して雪渓を下ります
武蔵谷雪渓、平蔵谷雪渓、長次郎雪渓と合流点を過ぎてやがて前方に大きく円形のクレバスが口を開けている前方の左手に真砂沢ロッジが見えてきます
ようやく一息つきます
剱沢雪渓が終わった場所に真砂沢ロッジがあります
9:00に到着、計画では8:20頃には到着する予定でした
ロッジの管理人さんからこれから二股までの登山道の情報を聞きます
雪渓で登山道が分断されているので迂回路があること、鎖場で最初の取り付きに注意するなど、丁寧な図解がある標識版で説明を受けます
ジュースでのどを潤して出発します
真砂沢ロッジのすぐ横にはロッククライミングのマイナーピークがあります
真砂沢ロッジの手前あたりから雨は上がり時々剱岳がかなり見えるようになってきました
ロッジからしばらくいくと再び雪渓となります
9:40内助平を抜けて黒部ダムへの登山道への分岐には橋が架かっています
ここの地点から雪渓はなくなります
再び雪渓が現れますが、前方で大きく雪渓が割れています
横の尾根をザイルで登り反対側の谷の雪渓に下る迂回路が作ってありますが、女性軍は悪戦苦闘です
10:00に迂回路をクリアー
支流の谷の雪渓に出て、本流で崩壊している雪渓を迂回します

10:20に、ちょっと危ないと注意を受けた鎖場にやってきました
登山道の下には激流が流れています
鎖場を慎重に進みます
足元が滑りますので注意しながらゆっくりと

10:45に二股に到着、目の前に近藤岩があります
右手に池の平からの沢と合流します
合流した沢は有名な黒部渓谷の十字峡で本流に合流します
二股吊橋でちょっと大休止
仙人池ヒュッテへの到着が遅れそうなのでちょっとお腹にカロリー補給をします
吊橋の右手が仙人峠への尾根です
奥には北股雪渓がその」後ろには池平山です
11:00仙人峠への登りを開始、また雨が降り始めます
仙人峠への登りはうわさどおりきついのぼりが続きます
雨で足元が悪く、樹林帯なので草木が登りを邪魔します
登山道は良く整備がしてあると思ったのですが、途中一箇所、尾根の右手をトラバースしていくガレ場で、ロープも鎖もなくとっても危険な場所がありました
足場を確保する場所も不安定で、滑れば滑落となる場所でした
肝を冷やしてなんとか女性軍もクリアーできました
11:45仙人峠を登る初めて45分ようやく視界が開けて左手に三ノ窓雪渓が見えます
ベンチがあり、雨も止んできましたちょっと小休止です
もう仙人峠も近いかなと思ったのが誤算でした
だんだんと高度は上がってきました
三ノ窓雪渓の右手は北股雪渓です
見晴らしが良くなってきます、遠くに今日下ってきた剱沢雪渓が見えてきました

登山道は整備された道ですが胸突き八丁の尾根道はピークが続きなかなか峠に到着しません
背景に見える雪渓が剱沢雪渓です
あの雪渓を下って良くここまで登ってきました
そんな感慨もまだ早く仙人峠の登山道は続きます
はるか向こうに仙人池小屋 13:20ようやく右手の尾根に仙人池ヒュッテが見えてきました
まだヒュッテまでかなりありそうです
登山道の横にニッコウキスゲが咲いています
ニッコウキスゲ
池平山?が見えてきました

13:25右手の尾根筋に仙人池ヒュッテがはっきり見えてきます
まだ仙人峠への尾根道は続きます
仙人池ヒュッテ
仙人池ヒュッテは目の前 13:30
つらい仙人峠の登りが終わり、右の尾根に沿って仙人ヒュッテに向かいます
標識ではゆっくりで10分とあります
山小屋から女性が大きな声で歓迎のエールを送ってくれます
負けずとQPJさんが答えます
13:45仙人池ヒュッテに到着、予定では13:00でしたので45分の遅れです
雨は止んでいます
仙人池ヒュッテの入口
仙人池を背景に ここで昼食の予定でしたが、小屋のおばさんから早く下ったらのアドバイス、我々グループは時間がかかりすぎるとのこと
でもラーメンを作っていただくことに、でも泊り客以外は中の食堂に入れないので、外のベンチでラーメンをすすることに
仙人池の前で記念写真、背景は晴れていたら裏剱と八峰がきれいに見えるのですが
14:25支度をして今日の目的地仙人温泉小屋に出発です
途中までの登山道のアドバイスをしてもらいます
雪渓の途中で滝になっている箇所があるので右の尾根に迂回して沢の雪渓から本流に合流する
仙人温泉の湯煙が見えたら左に登山道があり約30分で到着するそうです
仙人池ヒュッテから沢へと下ります
雪渓が再び現れましたが、小屋のおばさんによるとアイゼンは要らないとのことなのでしばらくそのままで下ります
ところが本流に合流する地点では先ほどの剱沢雪渓以上の急坂が現れました
とてもアイゼンなしでは無理ですので装着して、近くの木にザイルを結び女性軍を降ろします
急坂は距離は余りありません

ここでも持ってきたザイルが活躍しました
15:05急坂が終わると本流の合流地点にでます
ここでは仙人池ヒュッテの人が沢から水を汲み上げるため雪渓を掘っていました
ここからヒュッテまでポンプアップするそうです

雪渓では上からの落石に注意をするようにアドバイスをもらい、雪渓を下ります

今年は雪渓が多く残っているので仙人温泉小屋までのルートは楽だそうです
通常ならば2時間の時間で仙人温泉小屋に到着するそうです
遠くに雲のかかった山は白馬連峰の五龍岳でしょうか
仙人温泉までの雪渓は途中1箇所滝の迂回箇所以外は歩きやすい道でした

滝を迂回して支流の沢の雪渓に乗る場所は、雪渓が崩れ足元が悪くあやうく雪渓を踏み抜いてしまいました
危ない危ない
15:30谷の右手に仙人温泉の噴煙が見えてきました
ここから左の山に登山道があるそうです
ここからは仙人温泉小屋まであと30分のはず
雪渓から登山道に戻ります
雪渓を離れると樹林帯の中を進みます
16:05仙人泉小屋に到着

ここは裏口ですね
さっそく宿泊の手続きをします
部屋で荷物を降ろし、ビールを買って部屋の横にある露天風呂に直行
ちょっと褐色がかかったお湯です
熱いので水のホースが一緒に注いでいます
ちょっと水が勝っているようなので、水のホースを外に出します

う〜〜む満足満足
雨が上がっていますので露天風呂から白馬連峰の唐松岳が見えます

右手が宿泊棟です、正面が温泉小屋の玄関?
18時から食事ですのでしばらく部屋で休みます
食事はちゃぶ台ですね、山菜のてんぷらと岩魚の甘露煮です
おいしくいただきました
小屋の管理人さんはトロッコ電車が7/18まで不通でしたので、7/16にヘリで小屋に入ったそうです
まだ完全に準備はできたいないとのこと
我々のために対岸から温泉を引くのを間に合わせていただきました・・小屋の人たちが3人いましたがまだ風呂には入っていないのだそうです
私が一番風呂をいただいたわけですね
感謝、感謝で今日も早めに眠りにつきます
夜は露天風呂にはランプが灯りムード満点です
念願の仙人温泉にやってくることができました

翌朝も明るくなり4:30から朝湯を

女性用の露天は準備ができていないので、ブルーシートで目隠しをして入ってもらいます