ロデオのキャビンボディ軸組補強
今回改修したきっかけは
冷蔵庫上部の天井が下がって来た事と
何とか少しでも天井を上げたいという思いからです
屋根面の補強
ロデオの内部軸組は非常に貧弱、FRPも薄くまさしく極限設計ですね
多分、衝突したらバラバラでしょう
内装の家具や天井が変形したり下がった事も納得できます

さあ屋根面の軸組補強を開始します
ついでに天井高を可能な限り上げることにします

軸を増設してFRP外版とをFRP樹脂で接着し、発泡ウレタンを吹き付けることで強度アップがかなり図れます

この補強によりきしみ音が無くなり、天井も3cmアップしたのでTAMはなんとか頭を下げて移動しなくてすむようになりました




縦の補強リブを切断して15mm合板を3枚あわせにしたR型の梁を差込でビスで固定
FRPボディ上部側面に25×70の大きな梁がありますのでこの新設梁と大きなパネルで締結します・・このパネルは吊戸棚の補強にも使います

このあと新設梁をFRPで補強します

サンルーフの前方に屋根補強用の2番目の梁を新設


現状の屋根のカーブを測定して合板を切断して取り付け
これにより屋根の下がりがなくなるとともに天井の仕上げを約3cm上げることができます
あと冷蔵庫の部分とサンルーフの前方に2箇所セットします


現状図面と新設した梁の図面


天井梁の新設と補強方法

キッチンの家具が出来たので冷蔵庫と収納の側板の位置が決まりましたので、
その側板と屋根補強梁の梁とを組み合わせて屋根が下がるのを防止します

取り付け後梁と屋根をFRPで一体化します
今日は2プライほどFRPを積層しました
これで冷蔵庫の部分で天井が下がるのが防げます
新設の梁は15mmの合板を3枚重ねて接着し45mmの幅にしています



サイドのテーブルやバンクベットの受けのための補強合板をFRPで接着して取り付けます
新設した窓でカットした部分のFRP外壁に、内側から補強桟を取り付けFRPで巻いて固定します