木曽駒ケ岳から空木岳縦走
台風が東から広島に上陸して大雨が止まないと思っていたら、また小型の台風が徳島に上陸
天候が不順でちょっと気になりますが、空木岳への山歩きのバス予約をしました、
しかし木曽殿山荘が予約できません ・・・・バスをキャンセルしスタートを１日ずらして8/7の22：00に広島バスセンターから出発しましょう　　　　 地図は購入しました

千畳敷で昼食のパンをかじり、登山の準備をして千畳敷カールを回って浄土乗越えに向かって 12：32に登頂開始
浄土乗越までは急峻の山道ですが、観光客が多く、登山道は混雑しています
宝剣山の山頂はガスがかかり、千畳敷カールもガスで視界はよくありませんね
13：16浄土乗越到着
思ったほどロープウエイが混雑していませんので予定通りです
しかし、いきなりの急坂で背中のリュックが重く早くもバテバテ

浄土乗越から13：20今日の宿泊予定の宝剣山荘に

すぐ宿泊の手続きをし、13：35荷物をデポして中岳から駒ケ岳に、ガスの中ゆるい登りをあがると13：45すぐ中岳頂上ですが、ガスが出て見晴らしがききません
花崗岩の岩が重なった中岳を縦走して、中岳と駒ケ岳の中間に位置する頂上山荘の横には唯一のキャンプ地があります
山荘の横を通過して駒ケ岳に14：15に到着
さて駒ケ岳の山頂は、ガスでまったく視界が開けませんね
簡単に登れるためか感動はあまり感じません、すぐ下って中岳のまき道を通って宝剣山荘に帰ります
中岳のまき道は危険な場所を通過するため注意が必要です

一度宝剣山荘に帰ってきましたが伊那前岳のガスが上がってきましたので、再び伊那前岳に登ってみます
15：50山荘を出発して尾根をゆっくりと登っていくとまたガスが濃くなってきました、右手に千畳敷カールの中にロープウエイ駅が見えます
さらに尾根を降っていると、雷が鳴り始めあわてて引き返します、また伊那前岳を過ぎて16：40に宝剣山荘に
宝剣山荘の夕食は17：10からです、今の宿泊は100名程度でしょうか、食堂は窓がなく暗くあまり感じは良くありませんね
ゆっくりと食べてウイスキーを飲んでいると周囲の片付けをされて落ち着きません

山荘の朝は早い、ツアーの客は３時から用意して４時には出発していきました
私たちは５時に食事して5：30には宝剣岳に登り始めます
登山地図では、危険場所として点線表示で、 滑落事故が多いと注意標識もあります

体がちょっとほぐれてきたところでいよいよ最危険場所の下りに痩せた尾根を３点確保で伝い歩き、岩場を鎖を頼りに足場を確保して、長い緊張が続きます
岩はしっかりとしていますので確保はしやすく、細かく岩に進む方向がペイントしてあり、あわてずじっくりと進めば大丈夫です
しかし高所恐怖症の人は遠慮したほうがいいでしょう
風の強い時はかなり注意が必要
岩のトンネルをくぐり6：30に三ノ沢との分岐で遭難碑の場所に到着します

宝剣岳は2931ｍです

三ノ沢分岐から極楽平の尾根からは目的地の空木岳や宿泊予定の木曽殿山荘手前の熊沢岳がはるか遠くに〜〜
ここまでは快調

島田娘から右手に三ノ沢を見ながら歩きやすい尾根をどんどん降ります
昨日はウイスキーを飲みすぎたようです、なんとなく二日酔いのようで、いまいち体調が優れませんね・・・
空木岳にはガスがかかってき始めています・・・・中央アルプスのこの時期は、朝は快晴で昼ごろから雲がかかり夕方には雨や雷になるパターンが多いそうです
やがて登り始めます、岩場の連続でかなりきつい、ようやく2711ｍピークに到着
ここを濁沢大峰と勘違い・・・また大きく降り、更にきつい岩場を登ってようやく濁沢大峰に到着・・・ここでちょっと大休止

極楽平が6：45出発し濁沢大峰は8：13到着、1：30かかってしまいました
なんとなく体調不良で力が出ません

8：20濁沢大峰から小さなピークを過ぎて、大きく降っていきます、9：10降りきった2536ｍところで木曽殿小屋からの縦走者と出会います
朝４時に出発してきたとのことです ・・・・という事はここまで木曽殿山荘から５時間かかっているということですね
ちょっと体調不良でバテバテです、これから更に急坂の胸突き八丁が続き、 休み休みながら登っていきます
ガスが谷から上がってきて視界が悪くなってきます

長くきつい登りが終わり、 ようやく10：06檜尾岳に到着

すぐ左手の尾根に檜尾避難小屋がガスの間から見えています
ここからは檜尾尾根へ分岐してエスケープルートになります

しばらくここでも大休止
10：15に出発、次の目的地の熊沢岳に