美和町の弥栄ダムの湖畔にそびえる白滝山登山
2005/07/17
3連休は所用がありどこにもいけません、梅雨もどうやら明けたようで急に暑くなってきました
SDKさんとローカルの山へと、いつか気になっていた白滝山に登って見ましょう

【史跡 白瀧城址】
白瀧山は標高456.8mで巨大な花崗岩の岩隗から成る山といわれている、
山名は各地にある白瀧姫伝説にちなんだものといい、雨の際岸壁を流れる水が白い瀧のように見えるから命名されたともいう。
「日本城郭体系」によれば住古ここに山城があり、城の丘とも呼ばれたという、 山頂に約7mと18mばかりの平地があり、柱穴らしい穴が6個石上にある。
「玖珂郡誌」にはここに筑紫大炊頭という者が城主をしていたとある
ある時四方の峰々に点滅する狐火を、タイ的の襲来と見てあわてて退却しようとして多数が城の後ろの谷底に転落し命を失ったという伝説もある。
この谷を「千人崩れ」と呼んでいる。城の時代背景などは詳でなく謎の部分が多い。
 平成四年九月 美和町教育委員会


なんだかんだと広島の出発が遅れ登山口には12時前に到着します
立派な登山案内が集会所にあります、地図なども置いてあったようですが、もうありません、登山のノートに記入して、右手から上がるAコースで登山開始です
すっかり夏空はかなり気温も上がっています、ヒデを背中に担いでゆっくりと登りましょう


小さな沢沿いに登山道があり、標識が良く完備されています、林の中ですのでちょっと蒸し暑いですが、汗をかきながら尾根まで到着、ここから左手に登ります、右手からは弥栄湖への下りとなっています
早くもTAMは背中のヒデの重さに負けてバテ気味、ちょっと歩かすことにします、次第に尾根道は登りが強くなってきます
山全体が花崗岩のようで登山道は風化した花崗岩のざれ道です
右手に弥栄湖越しに黒滝山が、白滝山の巨石も見えてきました



やがて大きな入道岩に到着、弥栄湖が箱庭のように見えます、正面には黒滝山が見えます
夏の暑い日ざしは容赦なく照り付けます、風化花崗岩の道を更に登っていきます、ここからは登山道 は急斜面になりますのでヒデを再び背負います



左手に白滝山の由来となったといわれる布敷き滝の岩肌が見え、その先に大師岳が見えます
五頭岩に到着、展望が開ける岩のテラスがあります、ちょっとここで休憩です、この先はかなり危険な岩の登山道です
ヒデを背負って慎重にかつ一気に登ります

景色の良い岩場を一気に登ると頂上です
見晴らしは抜群です
ですが
日陰がありません
ちょっと下った場所で昼食です
凍らしたペットボトルの水が美味しい
さて少し休憩して13:40に出発です

大師岳への縦走は時間がちょっと不足なので途中の鞍馬から谷沿いのBコースで降りることにしますが、これが誤算でした
千人崩れまでは一度下りちょっと登った場所です、ここから左手に下ります、白滝水神社の標識がありますのでそちらに行って見ますが道はここで行き止まりのようです
再び降っていくと鞍馬らしき場所に、沢道への標識はありません、

踏み後もなさそうなので、再び大師岳への尾根道を登りますがBコースへの分岐はありそうもありません
再び引き返し、鞍馬から沢へと降ることにします
鞍馬からの沢へ降る道は踏み跡が見つかりません、テープも無く、あれほどしつこいぐらいにあった標識も無く薮漕ぎとなってしまいました、沢や小さな滝を巻きながら、何とか道らしきところを探して下ります
途中で道らしき場所もありましたが再び分らなくなり、沢に沿って下ります・・・ あまりの薮漕ぎにすっかりバテてしまい、ヒデをSDKさんに交代してもらいます、もう体力不足ですね


15:00にようやく集落に出ることができました
駐車場の集会所に帰ったのは15:05です
さて、一度皆実町に帰って”ほの湯”に行きます、脱水状態かのどの渇きが止まらず、疲れました