四国 三嶺縦走です 名頃登山口から三嶺〜天狗峠〜久保登山口
 4/7(金)の夜、広島を出発し岡山から瀬戸大橋を渡り、住之江JCTから徳島道に入り、井川池田ICを降りて
 曲がりくねった四国の道を走ります、なんとか 4/7の12:00に名頃の駐車場に到着
 翌朝8:30に名頃登山口を出発、三嶺林道は今年になり通行止めのようなので、林道を歩き始めます
  予定よりちょっと速いペースで三嶺の山頂に到着、昼食が今日の宿泊予定のお亀岩避難小屋に
  四国一美しいといわれている天狗塚にいたる尾根を歩きます、 風が強く笹の下の凍った雪に足をとられながら西熊山を越えておかめ岩に到着
 翌日はいきなり急なピークを越えて天狗峠から窪へ下る予定が、 天狗塚から牛の背まで行ってしまい、ここからちょっと頼りない登山道を下ります
  思ったとおり途中でテープが途切れ、斜面を藪こぎで下ります、
  一度駐車場に出ますが、再びここから尾根をテープに頼り下りますが
 再びテープが無くなりとんでもない崖の上からようやく道路に出ることが出来ました
  久保からタクシーで名頃に帰り、菅生のいやしの温泉郷で汗を流し、広島に帰ります
朝6:00に目が覚めあたりを見渡すと、 駐車場には車が1台もいないようです
風が強く雲が流れて、ちょっと天気が心配になりラジオで天気予報を確認、どうやら快晴のようですね、 寝起きで体がしゃきっとしません、HHMさんが朝食を仕込んでいる間、TAM、SDKはラジオ体操を・・
朝食後、登山の支度をして8:20に出発します


今までは名頃から三嶺林道で終点の駐車場まで車で行くことが出来たようですが、この林道は当分工事のため通行止めです、話によると今後も一般車は通行禁止にするようです、そのため名頃には立派なトイレがある駐車場が整備されています・・・・さて 林道を歩いて登り始めるとすぐ道路工事の重機が動いています、やがて林道は大きなヘアピンカーブにここから林道を外れてまっすぐ谷沿いの道を登りますが標識は無く、テープだけが目印です、 踏み跡もあまりはっきりしない、急な斜面がありいきなりハードな登山道です
再び林道に出ます、やがてまた林道から分岐して尾根までの登山道となります
約1時間半でダケモミの丘の合流点に到着、順調に登っています

ダケモミの丘からはもみの木と熊笹が生い茂る登山道が続きます
途中、水場の沢に下り水を補給しばらく休息します
20分休息して再び登山道に戻り、林の中を登ります

残雪が多く出始め笹の中凍った雪に時々足をとられます
1600m地点の標識あたりはまだ雪渓が多く残り、登山道が分かりにくくなっています、少し木々の間から山並みが見え始め、もみの木が少なくなり潅木が多くなってきました、もう森林限界付近にやってきたようです
左手に大きな崖が迫ってくると一気に見晴らしがよくなり、三嶺はもうすぐですね
振り返ると今まで登ってきた尾根が目の下に、その向こうには剣山とジロウギュウが見えています
登山道は一気に急坂となりますが、素晴らしい風景に疲れが飛んでしまいます
やがて目の前に大きな岩が迫ってきます

一気に急な登山道を登ると目の前に雪渓と避難小屋への分岐の標識が見えてきます、空は真っ青で素晴らしい天気ですね
どうやら予定時間通りに三嶺に到着できたようです
今回はTAMは腰痛がちょっと酷く、三嶺登山をあきらめかけたのですが、行けるところまでいくうもりでした
ちょうどこの週末は天気は良くどうしても抜けるような空の下の三嶺を見たくて・・・
どうやら腰痛はなんとか持ちこたえたようです・・・これならばおかめ岩まで縦走することが出来そうです


三嶺避難小屋には立ち寄らず山頂へ目指します、避難小屋の横の池は雪に覆われています、山頂への登山道は強風が吹き荒れています
山頂からは360度見晴らしが・・・しかし強い風と寒さのためゆっくりと眺めていられません
山頂で記念撮影後、風を避けて南の斜面で昼食にします
持参したおにぎりとラーメンを作ります
天気が良いのですが登山客は少なく、途中で出会ったのは4人でした
ゆっくりとして13:00に山頂を出発して西熊山への縦走路を歩き始めます

三嶺山頂から約2時間でおかめ岩避難小屋に到着、 今日はここで泊まります、先客が3名

いよいよ四国一美しいといわれる尾根を西熊山に向かって歩き始めます
ミヤマクマササとコメツツジの群落が続き、素晴らしい眺めです
尾根は風が強くかなり体感気温が下がっています
山頂から少し下った尾根に高知側のヒカリ石登山口への分岐がありますが、ものすごい急坂です
谷筋を一気に登ってくるのでかなりハードのようです
分岐からちょっとしたピークを登ると一気に尾根を緩やかに左に回りこみながら下っていきます
しばらくは快適に尾根を歩いていきますが、やがて雪渓が多くなり笹の下は凍った雪が多くあり足をとられます
また雪渓で登山道が分からなくなりウロウロと笹の中を探します
笹の中は見た目よりずーと歩きにくく疲れます

西熊山の登りは疲れました、緩やかな斜面なのですが、笹と凍った雪で歩きにくい
長い登りがようやく終わり山頂に・・・風が強い、吹き飛ばされそうです
ちょっと休息してすぐ下ります
ますます風は強くなってきました
ちょっとしたピークを越えるとおかめ岩の分岐です
高知側に100m下るとおかめ岩避難小屋があります

おかめ岩避難小屋は尾根から100m下った場所にあり、ここではあの 強い風はまったくありません、到着してじっとしていると寒くなってきます、シュラフを出してもぐりこんでちょっと仮眠します
小屋は新しく綺麗です、トイレもありますが紙は持ち帰りです、毛布が数枚、下敷きのマットが若干置いてあります、水場は更に100m下った場所にあり、HHMさんとSDKさんが汲みに行き、暗くなる前に夕食を済ませ、6時過ぎには早くも寝てしまいます

 翌朝は明るくなると起床して、すぐ朝食支度して6:20には出発します
  おかめ岩からは急な登りになります、雪渓も多く歩きにくく登山道も分かりにくい
  1698mピークの手前でロープがある急な登山道は雪渓で凍っています
  アイゼンは持参していませんでしたので、ストックでついて
  なんとか登りきります、滑落するとかなり下まで止りそうも無くかなりやばい
  1698mピークをトラバースすると綱附森の分岐です
  ここからは快適な登山道が続きますが、天狗峠の
  分岐がありません
  目の前にはもう天狗塚が、手前にあるトラバースの道を
  久保登山口とおもい牛の瀬の方向に進みます
  牛の背付近で間違えたことに気がつきますが、
  久保の方向にある踏み跡を頼って下ります

おかめ岩からの登りはかなりきつい
朝早いため雪渓はガチガチに凍って斜面はかなりやばい箇所が多くあります
また雪で踏み跡が分からなくなった場所も多くなかなか歩きにくいですね
一気に高度を稼ぎ、ピークをトラバースして綱附森の分岐に到着
コース時間ではおかめ岩から35分ですが、気分としては1時間かかったように疲れました
分岐からは緩やかな尾根が続きます
  牛の背の笹の尾根に下に下る踏み跡が・・・その踏み跡を頼りに下ります、森林帯に入ると赤いテープを探しながら下りますが、やがて無くなってしまいます
あとはひたすら下ります
藪を漕いで下っていきようやく林道が見えてきます、何とか西山林道の広い駐車場らしき場所に出ることが出来ます
ようやく一休みして、地図を確認
天狗峠から下っていく尾根と林道の関係が良く分かりません
しばらく林道を久保に下りますが、途中から再び直線コースで藪漕ぎに・・・・このコースが大変でした
対岸に西山の村落が見えますが、渓谷には橋はなさそうです、迂回して尾根の登山道に合流しようと、再び尾根に登りますが、ガーミン(GPS)であるはずの登山道はありませんでした
とんでもない崖をようやく下ると久保蔭に向かう林道に出ることが出来ました、間違えて久保蔭の方面に上っていき、発電所の水路を見て間違いに気がつきます
また引き返していくとようやく西山林道に合流し、ようやく国道439号の久保に到着
予定では10:17の名頃行きのバスに乗る予定でしたが、もう12時過ぎ
三嶺タクシーと看板のある商店でタクシーをお願いし、缶ビールを購入して、まずは無事到着したことを乾杯です
店の主人が運転するタクシー(¥2700でした)で名頃の駐車場まで帰り、キャンピングカーで昼食を作り一息を入れます
さて菅生にあるいやしの温泉郷で汗を流すことにします
とっても静かで良い温泉施設です、ここお金を落としたのですが、無事に帰ってきました・・・ますます印象がよくなりました
途中、善通寺でうどんを食べて広島に20時に帰宅します