車体フレームの変形
ロデオの床下を点検すると床のフレームが変形しています
床貼や家具を取り付けるときレベルがおかしかった原因がわかりました

またまた大問題が
右側のリアタイヤ後部のシャーシーとキャンピングカーの床を受けているチャンネルが、 変形してつぶれています・・かなり時間は経っているようで腐食も進んでいます
この上には冷蔵庫や温水ボイラーがあった場所で重量がかなりオーバーであったと思われます
補強用の新しい部材を横に新設することに
さっそく寸法を取って図面を作成します、金物を近くの鉄工所で製作してもらい、新しい ブラケットとチャンネルを取り付けます



変形したブラケット部の床受けチャンネル部材です
これで冷蔵庫部の床を張るときにレベルが15mm下がっていた理由がわかりました
チャンネルがつぶれて15mm下がっています



フレームの補強をすることにします
つぶれたフレームの横に新しいフレームを増設して補強します
キャンピングカーのフレームとロデオのシャーシーと連結しているボルトを緩めてジャッキでキャンピングカーのフレームを持ち上げます
持ち上がったところで新しいシャーシーをボディの間にフレームを挿入してブラケットを取り付け、狭いボディの下で溶接します
溶接する姿勢が良くないので溶接の出来はいまいちですね・・・まあ大丈夫でしょう

新しいフレームを受けるブラケットをシャーシーに溶接しフレームを取り付け床を元の位置に上げます

新しい補強用のフレームの設計図

ロデオのフレームは全般的に弱く、よく点検すればこのようにフレームが変形した場所があるはずです

フレームは床版とFRPで一体化されているので、交換は容易ではありません
ほぼキャビンユニットを卸さなければ無理でしょう