
最初の予定通り、回転ずしに・・・ここも超満員で30分ほど待ちました
対象:https://sys-assist.co.jp/(WordPress / Parabolaテーマ)
作業一覧
| サイトタイトルの全角スペース削除 | 管理画面 |
| キャッチフレーズ設定 | 管理画面 |
| サンプル投稿「Hello world!」とコメントの削除 | 管理画面 |
| コメント機能の全面停止 | 管理画面 |
| 開発者プロフィールページの新設 | 固定ページ |
| 会社概要ページの新設 | 固定ページ |
| ISO 14001:2026改訂の解説記事を公開 | 固定ページ |
| SEO基盤の導入(メタ情報・OGP・構造化データ) | mu-plugin 1ファイル |
| プロフィール写真とOGP画像の作成 | 画像加工 |
| 見出し・表・段組みの表示調整 | 追加CSS |
| 日本語URL 4本の英字化 | 管理画面 |
| 旧URLから新URLへの301リダイレクト | Redirectionプラグイン |
| パーマリンク構造を「投稿名」に変更 | 管理画面 |
| Google Search Console の登録 | 外部サービス |
| サイトマップの404不具合の修正と送信 | | | mu-plugin修正 |
個別の施策の意味
meta description
検索結果に表示される説明文です。順位そのものには影響しませんが、クリックされるかどうかを決めます・・今回はページごとに手動で設定しました・・設定していないページは本文の冒頭120文字が自動で使われますが、それでは表の中身が流れ込むなど、不適切な文章になることがあります
OGP(Open Graph Protocol)
SlackやTeams、LINE、X などにURLを貼ったとき、タイトル・説明文・画像のカードとして表示させるための情報です・・BtoBでは、担当者が社内チャットにURLを貼って共有する場面が必ずあります・・ここで無地のリンクが出るか、製品名と写真の入ったカードが出るかで、受け手の反応が変わります・・今回、1200×630ピクセルのOGP画像を作成しました
構造化データ(JSON-LD)
人間には見えない、機械向けの説明書きです。ページのHTMLに埋め込まれ、Googleに次のような情報を明示的に伝えます。
| Organization | 有限会社システムアシストという組織が運営している |
| WebSite | このサイトの正式名称は「建設アシスト」である |
| SoftwareApplication | 建設アシストは業務用のソフトウェア製品である |
| WebPage / BreadcrumbList | このページの位置づけと階層 |
文章から推測させるのではなく、決まった形式で直接伝えるため、誤解が起きません。将来的に、検索結果でのリッチな表示(星評価や階層表示など)の土台にもなります
見出し構造(h1 / h2 / h3)
見出しは文字を大きくする装飾ではなく、文書の階層を示す指定です。h1が章、h2が節、h3が項にあたります・・Googleはこの階層を読んで文書の構成を把握します。h1の次がいきなりh5だと、「大見出しが存在しない文書」と解釈されます・・文字の大きさはCSSで自由に変えられます。 見た目のためにタグのレベルを下げる必要はありません。今回、追加CSSでh2を約20pxに調整し、タグは正しい階層のまま使えるようにしました
301リダイレクト
転居届にあたります。 「このURLは、この新しいURLに恒久的に移りました」という宣言です・・301(恒久的)と302(一時的)があり、URL変更時は301を使います。Googleは301を見て、旧URLの評価を新URLに引き継ぎます・・設定しないと、旧URLはただの404(ページなし)になります。これまでに得た評価も、他サイトからのリンクも、すべて失われます・・今回は4本のURLを変更したため、Redirectionプラグインで301を設定しました。
日本語URLを英字にした理由
日本語のURLは、コピーすると次のように変換されます
https://sys-assist.co.jp/%e5%bb%ba%e8%a8%ad%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b8…
これが200文字以上続きます。メールに貼っても、資料に載せても読めません。他サイトからリンクを張ってもらう際にも敬遠されます・・・投稿が0件の今のうちに変更したのは、影響を受けるURLが最も少ないタイミングだったためです。 記事が増えてから変更すると、大量の301を管理することになります
サンプル投稿の削除
「Hello world!」は、WordPressをインストールすると最初から入っているサンプル記事です・・・これが公開されたまま残っているサイトは、「作りかけで放置されている」と判断されます・・人間にもクローラにも、同じ印象を与えます。SEOの技術論以前の問題として、削除が必要でした
SEOとは何をすることなのか
「SEO対策」という言葉は範囲が広すぎて、何をしているのか分かりにくくなります。実際には、性質の違う4つの層に分かれています。今回の作業も、この4層のどこかに必ず属しています。
層1 見つけてもらう(クロールとインデックス)
Googleは「クローラ」というプログラムを走らせ、Web上のページを片端から読み込んでいます。読み込んだページを整理して保管することを「インデックスに登録する」と言います
インデックスに登録されていないページは、検索結果に絶対に出ません。 順位が低いのではなく、そもそも存在しないものとして扱われます
今回この層に効いた作業
・サイトマップの修正と送信(#15, #14)
・日本語URLの英字化(#11)
サイトマップは「このサイトにはこういうページがあります」という一覧表です。これがGoogleに届いていなければ、クローラは自力で探し回るしかありません・・実際、今回のサイトではサイトマップが404エラーを返しており、Googleが一覧表を受け取れない状態でした
層2 内容を正しく伝える
インデックスに登録されても、Googleが「このページは何について書かれているか」を誤解すれば、見当違いの検索キーワードで表示されてしまいます
ここで働くのが、ページの見出し構造とメタ情報です
今回この層に効いた作業
・meta description の設定(#8)
・見出し構造の整理(#10)
・構造化データ JSON-LD の出力(#8)
・サイトタイトルの修正(#1, #2)
層3 信頼される
Googleは近年、「誰が書いたのか」を強く見ます。 E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と呼ばれる評価軸です
特に、お金や健康や安全に関わる分野では厳しく評価されます。建設業の安全管理と法規制は、まさにこの分野です。 匿名の記事と、17年間・延べ630回の審査経験をもつ主任審査員が書いた記事とでは、扱いが変わります
ただし、Googleは経歴を推測してくれません。サイトに書いていなければ、存在しないのと同じです
今回この層に効いた作業
・開発者プロフィールページ(#5)
・会社概要ページ(#6)
・構造化データによる組織情報の明示(#8)
作業前のサイトには、誰が作っているのか、どこの会社なのかが一切書かれていませんでした。これはSEO以前に、人間の読み手が判断できない状態でした。
層4 選ばれる
Googleは近年、「誰が書いたのか」を強く見ます。 E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と呼ばれる評価軸です
特に、お金や健康や安全に関わる分野では厳しく評価されます。建設業の安全管理と法規制は、まさにこの分野です・・匿名の記事と、17年間・延べ630回の審査経験をもつ主任審査員が書いた記事とでは、扱いが変わります・・ただし、Googleは経歴を推測してくれません・・サイトに書いていなければ、存在しないのと同じです
今回この層に効いた作業
・title の整理(#1, #8)
・meta description の設定(#8)
・OGP画像の作成(#9)

実測での変化
| ページ数 | 5(うち1件はサンプル投稿) | 8 |
| <title> | 建設アシスト …(先頭に全角空白4個) | 建設作業所の法規制・安全管理をAIで支援するクラウドシステム |
| meta description | 0件 | 全8ページに出力 |
| OGP / Twitter Card | 0件 | 全ページに出力 |
| 構造化データ(JSON-LD) | 0件 | 全ページに出力 |
| URL形式 | 日本語(1本あたり200文字超) | 英字(/about/ /company/ 等) |
| サイトマップ | Googleが取得できない状態 | 正常に処理・登録済み |
| Google Search Console | 未登録 | 登録済み・サイトマップ送信済み |
効果はいつ、どう見るか
すぐには何も起きません
今回の作業はすべて「土台の整備」です。土台が整ったからといって、翌日に問い合わせが来ることはありません・・Googleがサイトを読み直し、インデックスを更新し、検索結果に反映するまでに、通常2週間から1か月かかります。
2週間後に見るもの
Google Search Console(https://search.google.com/search-console/`)を開き、次の2つを確認してください。
① ページのインデックス登録
8ページすべてが登録されているかを見ます。登録されていないページがあれば、その理由が表示されます。
② 検索パフォーマンス → クエリ
ここが最も重要です。 どんな検索キーワードでサイトが表示されたかの一覧が出ます・・見るべきは「クリック数」ではなく「表示回数」です。この段階ではクリックはほとんど発生しませんが、表示されているということは、そのキーワードで土俵に乗ったという意味です・・予想と実際は、たいてい食い違います。 想定していなかったキーワードで表示されることがよくあり、それが次に書く記事のテーマになります
現実的な期待値
このサイトは、大量の流入を目指すものではありません。狙うべきは次の2つだけです
| 指名検索 | 「建設アシスト」「システムアシスト 広島」 | 確実に1位 |
| 法令クエリ | 「ISO14001 2026 改訂」「安全パトロール 頻度 法令」等 | 徐々に表示回数を増やす |
数社に確実に届けばよいという目的である以上、追うべき指標は次の3点で足ります。
- 指名検索での平均掲載順位
- 法令クエリでの表示回数の推移
- お問い合わせページへの到達数
セッション数を追う必要はありません。
添付ファイル一覧
| sys-assist-seo.php | SEO基盤(mu-plugin) 現在稼働中の完成版 |
| custom.css | 見出し・表・段組みの表示調整 |
| page_about.html | 開発者プロフィール原稿 |
| page_company.html | 会社概要原稿 |
| post_iso14001-2026.html | ISO 14001:2026 改訂記事原稿 |
| profile-fukuhara.jpg | プロフィール写真(800×800) |
| ogp.png | OGP画像(1200×630) |
残っている課題
| 高 | お問い合わせページがない | 問い合わせの導線が存在しない Contact Form 7 等の導入が必要 |
| 中 | ISO記事が固定ページのまま | 投稿に移さないと、記事が増えるたび手作業でリンクを追加することになる |
| 中 | ブログ(記事一覧)の導線がない | 記事を積むための器。投稿への移行とセット |
| 低 | トップページの og:image がロゴのまま | アイキャッチ画像を外せば ogp.png が使われる |
| 継続 | 記事の追加 | 月1本を目安に |
記事のストック案
既存ページの内容がそのまま記事になります。条文番号を押さえた素材がすでにあるため、見出し構造を整えるだけで検索対象になります
| ISO 14001:2026 改訂解説 | ISO14001 2026 改訂 ← 公開済 |
| 安全パトロールの法的根拠と実施頻度 | 安全パトロール 頻度 法令 |
| 建設業のリスクアセスメントは義務か | リスクアセスメント 建設 義務 |
| 特定元方事業者が実施すべき法定事項 | 特定元方事業者 義務 一覧 |
| ISO 9001:2026 改訂の見通し | ISO9001 2026 改訂 |
用語集
| クローラ | Webページを自動で読み込んで回るプログラム |
| インデックス | Googleがページを整理して保管したデータベース ここに載らないと検索結果に出ない |
| title タグ | 検索結果に表示される見出し ページごとに設定する |
| meta description | 検索結果に表示される説明文 順位ではなくクリック率に影響する |
| OGP | SNSやチャットにURLを貼ったときの カード表示を制御する情報 |
| 構造化データ / JSON-LD | 機械向けの説明書き 組織名や製品情報を誤解なく伝える |
| E-E-A-T | 経験・専門性・権威性・信頼性 誰が書いたかの評価軸 |
| 301リダイレクト | URL変更時の転居届 評価を新URLに引き継ぐ |
| パーマリンク | 記事の恒久的なURL WordPressの設定で形式を決める |
| サイトマップ | サイト内の全URLを列挙したXMLファイル Googleへの案内図 |
| クエリ | ユーザーが実際に検索窓に入力した言葉 |
| 指名検索 | 会社名や製品名で直接検索されること |

