北アルプス散策 上高地は雨だった

増水している左俣谷

増水している左俣谷

東京を出発した夜行バスはトイレもないので、夜中にはたいへんである。ふと目が醒めたらサービスエリアで停車をしたのでとりあえず用足しに、上高地には5時半に到着した
上高地は雨だった
さて、どうするかと上高地のビジターセンターで思案したが、C案はあきらめてプランBを実行することにする
B案は新穂高温泉に移動して、新穂高からワサビ平小屋を経由して鏡平小屋で宿泊、次の日は双六岳、三俣蓮華岳を経由して黒部五郎小屋宿泊する
翌日は黒部五郎岳、北ノ俣岳を経由して太郎平小屋で泊り、次の日は折立へ下山するコースである
岐阜側から富山に抜ける縦走コースで、TAMは初めてのチャレンジであるが、つい先週も北海道で大量遭難事故もあり、慎重にゆくことにする

新穂高から鏡平へのMAP

新穂高から鏡平へのMAP

今回計画した中では一番楽そうなコースで、このところ精進不足でメタボ気味となり体力が弱っているTAMにはちょうど良いかもしれない
新調したOSPREYの50Lのザックは、ほぼ満杯で重く腰にずしりと利いてくる
新しいカメラのK-7と14mmのレンズとの組み合わせも2kgはあり、すこし自信が無いが無理な時は引き返すつもりで行くことにする

上高地に5:30に到着 雨である

上高地に5:30に到着 雨である

カッパ橋が架かる梓川は増水していた

カッパ橋が架かる梓川は増水していた

平湯温泉へのシャトルバスの始発は7時であるので時間はたっぷりとある・・・・ビジターセンターからカッパ橋まで傘を差して朝の散歩と洒落てみる
雨の中、登山客も観光客も少ない
さて、平湯温泉行きのバスの乗客はTAMだけ、平湯で新穂高行きのバスに乗り換え、このバスも終着までTAMだけ、大きなバスを自家用車替わり
平湯は雨は上がっていたが、新穂高温泉に着くと 再び雨模様となってきた
平湯のバスターミナル

平湯のバスターミナル

平湯は雨が上がっていた

平湯は雨が上がっていた

新穂高温泉の横の左俣谷は増水している

新穂高温泉の横の左俣谷は増水している

左俣林道はここから通行止め

左俣林道はここから通行止め

新穂高温泉にある売店の2階の食堂は準備中、8:27パンを購入してかじりながら左俣林道をワサビ平小屋を目指して歩く
林道は思ったより勾配がありワサビ平小屋までの高低差は300m近くある

9:42 笠ヶ岳への笠新道分岐

9:42 笠ヶ岳への笠新道分岐

9:54 ワサビ平小屋

9:54 ワサビ平小屋

雨が強くなってきたので雨具を付けて歩いて行くと笠ヶ岳へ登る笠新道の分岐に9:42に到着する
歩き出して87分の9:54にワサビ平小屋に到着する少し休憩して、雨の中を歩く

10:34 小池新道への分岐

10:34 小池新道への分岐

11:28 秩父沢

11:28 秩父沢

わさび平小屋からしばらく歩くと、いよいよ小池新道が始まる分岐に到着する、ここで林道とは分かれて急な勾配が続く山道となる
足下は雨で登山道が川のようになっていて歩きにくい、雨はますます強くなってくる
登りがきつくなり汗が噴き出る、雨具の中はぐっしょり
秩父沢を越える頃は雨は更に強くなり 、沢はかなり増水していた

11:54 チボ石

11:54 チボ石

12:21 イタドリガ原

12:21 イタドリガ原

12:51 鏡平分岐

12:51 鏡平分岐

13:42 この標識から小屋まで辛かった

13:42 この標識から小屋まで辛かった

14:03 鏡平小屋に到着

14:03 鏡平小屋に到着

秩父沢から鏡平分岐までは辛かった・・・あえぎながらようやく分岐点に到着、ここから少しトラバースして登山道は緩やかになる
再びきつい登りを登ると熊の踊り場の湿原があり、やがて雨に煙る鏡平小屋が見えてきた
雨は本降りで湿原の池も煙っている

山小屋のラーメン

山小屋のラーメン

夕食です ビールも一杯飲みましょう

夕食です ビールも一杯飲みましょう

小屋で手続きをして濡れた衣服を着替えて、乾燥室に持ってゆく
一段落したところで昼食にラーメンを注文(¥700)、その後夕食まで眠る
夕食は思ったより美味しそうであった、食事の後はすぐ寝て、翌日5時まで熟睡した
さて翌日は
北アルプス散策 鏡平から双六小屋へ続く

ブックマーク パーマリンク.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です