ヒデの就学は本人の希望で、最北端の国立工業大学に行くことになった
誰も知っている人がいない街でたくましくなって欲しい




ヒデと北見で最後の買い物をした時、ヒデが珍しく欲しいものがあると言う
冬にかけての下着などが欲しいと言う・・・買いに行くためにどこ行くのかと聞くと、連れて行かれたのは、安物売っているシマムラだった
こんな安物でなくてもいいんだけど、とも思いながら、そこで2〜3着、下着を買った
・・・ヒデはあまりものをねだることがなかったので、記憶に残っている
16日アパートの前でヒデと別れるとき、少し寂しそうな顔をしていた
・・・ヒデ大丈夫かと聞いたが、少しうなずいた気がした
・・・この後、ヒデと別れて、それからもう会える事はなかった
最後の時もこの黄色のジャンパーを着ていた








おめでとうございます
北の地での独り暮らしを楽しまれるといいですね
しっかりと自立することを願っています