神戸で昔に施工した建屋を訪れる

神戸税関の海側に建てた冷蔵庫の建屋 1975年に施工 今から46年前 TAMが28歳の頃

フラワー道路の海側にある神戸税関

懐かしさが・・一気に46年前の世界に

大阪の頃、TAMの歴史で一番辛く嫌な思いでしかない建物が、神戸の神戸税関の南側にある・・・震災で倒壊したのではと気になっていた
今回、三宮に宿泊することになったので、ホテルからフラワー道路を南下して建物を探す・・・その建物は、甲子園冷蔵という名前だったが、今は名前は変わっている
建設現場としては、当時は神戸でも比較的大きな建物で、現場では次席で赴任し、この建屋で初めて180Wのタワークレーンを建てた・・・しかし、杭工事で神戸港の旧堤防の障害で基礎工事は大幅に遅れ、所長は半分逃げ出して現場から離れ、応援も無く、まだ一人前とは言えないTAMが一人で奮闘することになった・・遅れた工期は延長されることもなく、大突貫となり昼の部、夜の部と昼夜兼行で施工し、心身とも疲れ果て、最後は応援部隊によって何とか建物は予定通り引き渡せた
しばらくは夢にも何回も出てきた、まさしく悪夢の現場だった・・・この現場がTAMのこれからの姿勢を変えたエポックメイキングだった

しかし、今回訪れると建屋は46年経過しているとは思えないほど綺麗で、改装された様子もなく当時のままだった
ぐるりと周辺を回って当時の感慨に耽った 震災にも耐え、外観はひび割れも、冷蔵庫特有のシミもなく、綺麗な姿が夜に浮かび上がっていた


近くで食事をして

建屋の南側

神戸税関と並んで

神戸の街を歩く


ぐるりとなナイトウォーク

夜も遅いので

博多から新幹線で神戸に移動する
広島を通過してから長く感じる・・ホテルは三宮から少し歩く必要がある
着替えをしてからフラワー道路を南下する・・・昔とはすっかり建物が変わって全く見覚えは無い
神戸税関の建物は変わっていなかったが、前に新しく高速道路が走り、神戸税関の南側にあった引き込み線は無くなっていた
45年の月日はすっかり街を変えている

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