1. プロジェクト概要
so_app は、建設会社の作業所管理をシステム化した業務アプリケーションです。ISO監査・施工計画・環境側面・リスクアセスメント・安全パトロール・法規制管理を統合した、建設DXを目指した詳細な管理システム
| 項目 | 内容 |
| 技術スタック | Laravel(PHP) + Vite + Tailwind CSS + SQLite/MySQL |
| AI機能 | Claude API(法規制選定・環境側面推論・監査支援) |
| モデル数 | 約45モデル(ISO監査・工事管理・環境・安全・リスクなど) |
| 現在の状態 | 複数社でテスト運用中 |
| 目標 | 建設業界のDX化 |
| 特徴 | セキュリティを重視した「統制下でのAI活用」の実証システム |
2. フェーズ別ロードマップ
Phase 1: 品質と信頼性の確立(現フェーズ)
| 作業 | 状態 |
| セキュリティ監査(Critical 1〜4 テナント分離) | ✅ 完了 |
| セキュリティ監査(High 7〜9 認可漏れ) | ✅ 完了 |
| AI送信情報のガード機構(InputValidator) | ⏳ 次タスク |
| AI送信内容の透明性確保(ユーザー画面への明示) | ⏳ 予定 |
| Medium 13 ファイル名処理 | ⏳ 予定 |
Phase 2: 保守性と共通化
| 今後作業 | 効果 |
| Blade コンポーネント化(写真・添付・印刷UI) | 新機能追加が高速化 |
| AI Service の共通基底クラス | AI呼び出しの一元管理 |
| PrintHelper・共通ヘルパー関数の整備 | 重複コードの削減 |
| トレイト化(HasPhotos, HasAttachments等) | モデルの統一化 |
| Policy への移行(Phase 3) | 認可の構造的解決 |
| グローバルスコープによるテナント自動分離 | 忘れて漏れる事故の防止 |
4. 直近のアクションアイテム
| 作業内容 | 対象ファイル | 状態 |
| InputValidator の実装(AI送信ガード機構) | app/Services/Ai/InputValidator.php | ⏳ |
| 既存AI Serviceへの組み込み(5箇所) | AiRecommendationService等 | ⏳ |
| Environment + RiskAssessmentへのトレイト確認 | 完了確認 | ✅ |
| ai_usage_logs テーブルの設計・作成 | database/migrations/ | ⏳ |
| プロンプトキャッシュの実装 | 全AI Service | 📅 |
| ログローテーション設定(.env変更) | config/logging.php | 📅 |
5. 業界への影響と目標
このシステムは「技術者が作った業務システム」ではなく、「業務実践者がAIを道具として使って作った業務システム」です。建設業界のDX化に向けて、特に以下の点で先進的な位置付けにあります
- ISO監査・施工計画・環境・安全・法規制管理の統合(業界で類を見ない)
- 「機密情報は外部AIに出さない」設計によるセキュリティと利便性の両立
- 大手企業の情報セキュリティ要件に対応可能な「統制下でのAI活用」の実証
- 30年以上の建設業務経験と20年のISO審査経験が詰め込まれた業務知識
今AIの活用に伴い、AIのセキュリティが大きな課題となっていますが、「AI使用禁止」ではなく、「適切な制御下での活用」という選択肢を具体例として示すことが目標とし、このシステムが業界全体のAI活用推進のモデルケースとなることを目指します