27日の昼から登った、水越峠から緑化公園に抜ける峠より、ミノコージ峠を歩き長者山への縦走路が気になり一気に縦走を計画・・・・・東広島の志和町から狩留家へと抜ける湯坂峠から、長者山・立石山・藤ヶ丸・呉婆々宇山・笹ヶ峠・茶臼山と歩き、府中町の甲越峠まで縦走します
土曜日は雨でしたので山道は滑りやすかった・・天候は湯坂峠から呉婆々宇山までは曇りで風が強かったですが、甲越峠では快晴です
今回の縦走は、SDKさんとTAMの二人で歩きます・・8時に府中町の瀬戸内団地の上にある甲越峠で待ち合わせをします・・・ここの林道にSDKさんの車を駐めて、TAMの車で志和町の湯坂峠に向かいます・・・・畑賀から瀬野川ゴルフ場から水越峠を超えて瀬野川へ、榎ノ山峠から山陽道うの下をくぐって志和へ抜けます
志和から狩留家に向かう細い道の小野池を過ぎた湯坂峠から登り始めます・・・車はTAMの娘が乗って帰ってくれました
ここの標高は352mですね・・縦走路への標識はないのですが、林道を入るとすぐテープがあり尾根に向かって登り始めます・・・杉林の中の登山道は滑りやすい・・一気に491mの尾根まで登ると、奥屋からの登山道と合流、右の尾根に向かって登ります
尾根は杉林が続きます、アップダウンを繰り返して山陽道の志和トンネルの上に、ここが536mピークです・・ここから急な坂道を下ります・・・・アップダウンを繰り返して登ってゆき、後ろを振り返ると高鉢山と安駄山が見えます・・・昔、高鉢山で道が分からなくなり、薮こぎをして頂上に上がったことを思い出します・・・次回は、高鉢山から安駄山への縦走路を歩いてみたいと思います・・・この湯坂峠からの縦走路はテープが至る所にぶら下がっていますが、途中のピークで少し狩留家方向にトラバースしてゆく道があり、その道はすぐ無くなってしまい、肝心な場所にはありません・・道が消えて付近には多くのビールの空缶が散乱、どこのパーティでしょうか・・・間違えたピークからすぐの場所に送電線の鉄塔があります・・・ピークを何回か越えて行くと長者屋敷跡と呼ばれている場所です
10:08に591mの長者屋敷跡の到着・・ここで榎ノ山峠からの登山道と合流・・なぜ屋敷跡というのか分かりませんが、林の中に少し平らな場所となっています・・もう少し広い場所と想像していましたが狭いですね・・・ここのピークからは見晴らしは利きませんね・・・ここから右の尾根を歩くと612mピークです・・・このピークからは下りです・・・尾根は林の中ですが、冬なので木の葉が少なく時々瀬野川の団地などが見えます・・・何回かピークを過ぎるとようやく長者山の反射板の鉄塔が見えてきました・・・ちょっときつい登りを上がるとようやく長者山に到着・・・左右に見晴らしがよい、下には瀬野川の団地”みどり坂”が見えます
ここで少し休憩します・・・朝食で残ったパンを食べて水を補給・・カイにもパンの残りを与えます
長者山からはきつい下りです、下りきると瀬野川のみつぎ団地からの登山道と合流します・・・ここから千畳岩までは登りとなり、555mピークの手前に千畳岩があります、団地に向かって眺めが良い場所ですね
ここから555mピークはすぐです・・25日にはここまでは縦走してきました
555mピークから下ると鉄塔があり、この場所は見晴らしがよい・・正面に藤ヶ丸、呉婆々宇が見えます・・・まだまだ、先は長いようです
ここから再びきつい下りです・・TAMは一気に駆け下りミノコージ峠に到着、しばらくSDKさんを待ちます
ミノコージ峠は2万5千分の地図で地名が載っている場所です、瀬野川からの登山道と深川町小河原からの登山道が登ってきていますが、どちらの登山道も荒れていてあまり人は通っていない様子ですね・・・・・少し緩い登りと何回かピークを過ぎてゆくと、大きな分岐に出ます・・緑化植物公園に入ったようですね・・ここの場所が527mの立石山です・・・右の道は公園に下ります
立石山からは緑化公園の遊歩道となり登山道は整備されています
尾根を何回かアップダウンを繰り返して、水越峠から緑化公園に抜ける車道の峠に到着します
ここで登山中のおじいさんと出会い、藤ヶ丸への登山口を教えていただきます・・走行禁止で門がある林道を20m歩くと右手に分り難い登山口がありました
ここからはきつい階段が続きます・・・息を切らしながら何回かの階段を登ってようやく分岐に到着・・・ここからは藤ヶ丸の頂上は目の前です
665mの籐ヶ丸頂上では登山者が二人食事中でした・・・私たちも岩の横でまず汗で濡れた下着を着替えます・・・風が強く少し寒いですね
バーナーでお湯を沸かしカップラーメンとおにぎりをを食べます・・・・寒いのでTAMはレインジャケットを上に着て、食べると約30分で13:00には出発します
下って再び登ると正面に呉婆々宇の山が見えてきます・・・天気は良くなってきて青空が見えて来ましたね
この下には林道がありますが一般車の通行は出来ません・・・もう呉婆々宇の下を抜けて府中まで開通しています
林道に沿って残っている痩せた尾根を歩き呉婆々宇の山頂に到着します
寒いせいか誰もいません、山頂からの見晴らしもよくありませんので、アンテナ塔と反射板の横を通り尾根を下ります
ここからの尾根道はいつも通っていますので慣れた登山道ですね・・やがて見晴らしの良いバクチ岩に到着、二人の登山者と出会います
同じ年代の登山者としばらく甲斐犬のカイの話しなどをします・・甲斐犬はあまり見慣れない犬種なので珍しいようです・・・先に下ってゆかれましたが、途中で追い越して尾根を下り、途中水分峡への分岐を二つ、畑賀への分岐を二つ過ぎると、林道に出て再び尾根道に
桜の並木が多くある展望広場に、ここは畑賀の水谷峡への分岐でもあります・・・熱くなってきましたのでレインジャケットを脱いで身軽になります
鉄塔を過ぎて更に下ってゆきます・・・・しかしこれからが長い・・・
もう甲越峠は近いと感じるのですが、ここからが長い ・・・痛くなった足に力を込めて登ってゆくとようやく笹ヶ峠ですね・・・あともう少しです・・・・笹ヶ峠から下ると、横に林道が見えて来ます
鉄塔では畑賀への分岐がありますが標識はありません・・・下ると畑賀への分岐への標識があります・・・すぐ鉄塔があり、ここから茶臼山への登りが続きます
・・・ようやく茶臼山です、市内への見晴らしが広がります、鉄塔の横からコンクリート舗装された長い遊歩道を下り、ようやく駐めていた車が見えて来ました・・・久しぶりに長い縦走が終わりました・・・・車には15:18に到着・・・7時間弱の縦走でした・・・今回は少しハイペースでしたので足もかなり痛い・・・水分峡にあるスーパー銭湯で汗を流し、ゆっくりとくつろいでから帰宅します