



DaVinci Resolveのカラーページにおけるカラーホイール(プライマリー)Logホイールの主な違いは、それぞれのツールが影響を与える**「輝度レンジ(明るさの範囲)」の広さと、その「重なり具合(オーバーラップ)」**にあります。
1. 影響を与える範囲の広さと重なり(オーバーラップ)
• カラーホイール(リフト・ガンマ・ゲイン): 各ホイールが影響を与える範囲が広く、互いに大きく重なり合っています。例えば、「リフト(シャドウ)」を調整するとミッドトーンにも大きな影響が及び、イメージ全体のトーンがスムーズかつ有機的に変化します。
• Logホイール(シャドウ・ミッドトーン・ハイライト): 各ホイールが影響を与える範囲がより限定的で、重なりが少ないのが特徴です。例えば「シャドウ」を調整しても、ミッドトーンやハイライトにはほとんど影響を与えません。
2. 調整の目的と使い分け
• カラーホイール: ショット全体の**露出バランスの調整やノーマライズ(正規化)**に最適です。ブラックポイントとホワイトポイントを設定し、全体的な「ルック」の基礎を作るのに向いています。
• Logホイール: 特定の明るさの範囲だけに絞った精密な微調整に向いています。露出不足や露出過多のフッテージを修復する際、他の領域の色を変えずに暗部や明部だけを調整したい場合に非常に便利です。
• Logホイール: **「ローレンジ」や「ハイレンジ」**というパラメーターを使用して、シャドウとミッドトーン、あるいはミッドトーンとハイライトの境界線を自分で動かすことができます。これにより、どの範囲を「シャドウ」として扱うかを自由に定義できます

