NAS（Network Attached Strorage：ネットワーク接続型ストレージ）は、家庭ではあまり一般的には使われないが、企業などでは必要なネットワーク機器となる・・・簡単に説明するとネットワークに接続するストレージ（HDDやSSDなど）となり、ネットワークの環境下ではどこからも接続できる・・特にLANでつながった複数のPCなどでアクセスができるのでファイルサーバーなどとして利用でき、当然として外部環境からもアクセスできる・・・NASの設定は専門的な知識も必要で環境構築は少し敷居が高い
NASのハード的な構成には、ストレージの構成にRAID0,RAID1,RAID5,RAID10・・・などの種類があり、ストレージの組み合わせによって大きな容量も構築できる・・・今回の構成はHDD（８TB×２台）でRAID１（ミラーリングにより高い耐障害性がある）を組む、８TBの2台のHDDを使用するが、容量は８TBとなる
今までは、Synology DiskStation DS218play/JPを使用して同じく８TBのRAID1で使用していたが、読み書き速度が悲劇的に遅いので。今回は少しハイエンドでスピードアップを狙う
今回のNASは2ベイのRAID1で決着したが、RAID5、6も視野に入れて検討していた・・RAID５ではストレージを増やすことにより容量を拡張して読み書きスピードアップが可能だが、NAS本体の機器が故障するといくらストレージに高い耐障害性があっても、ストレージは読めなくなる・・・また同じタイプの機器を購入すれば復旧できる可能性があるけど、リスクが高い・・・このNAS本体を、手持ちの同じ容量の外付けストレージ（ミラーリング）で自動バックアップすることにする
Intel Celeron クアッドコアプロセッサ (最大バースト 2.9GHz)搭載のTS-264は、2つの2.5GbE RJ45ポートおよびポートトランキング対応で、最大5Gbpsの結合帯域幅を実現
M.2 PCIe Gen3およびPCIe Gen 3スロット装備の TS-264 は、NAS機能の拡張性を提供し、M.2 SSDキャッシュ用のQM2カード、AI画像認識用のEdge TPU、各種10GbE/5GbEネットワークカードのインストールが可能
TS-264は8 GB RAM装備で軽負荷VMおよびコンテナが稼働可能で、マルチクラウドバックアップ、クラウドストレージゲートウェイ、4K HDMI出力、リアルタイムトランスコーディングに対応
CPU：Intel® Celeron® 4-core/4-thread processor, burst up to 2.9 GHz / グラフィック：Intel® UHD Graphics / 暗号化エンジン：AES-NI
システムメモリ：8GB DDR4 / 最大メモリ：16GB
ドライブベイ：2 x 3.5インチ SATA 6Gb/s / ドライブの互換性：3.5インチSATA HDD、2.5インチSATA HDD、2.5インチSATA SSD / ホットスワップ：サポート
M.2 Slot：2 x M.2 2280 PCIe Gen 3 x1 / SSDキャッシュアクセラレーション：サポート
LANポート：2 x 2.5GBASE-T / PCIeスロット：Slot 1: PCIe Gen 3 x2
USBポート：2 x USB 3.2 Gen2ポート（Type-A） 2 x USB2.0ポート / HDMI出力：1 x HDMI 2.0
LEDインジケーター：電源/ステータス、LAN、USB、HDD1-2
寸法（H x W x D）：168 × 105 × 226 mm / 重量：正味重量1.55 kg 総重量2.68kg
電力消費量（W）：HDDスリープ:8.198 W、動作時：12.448 W / 電源装置：65Wアダプタ、100-240V
ファン：1 x 70 cm 12VDC / Kensingtonセキュリティスロット：サポート