CJ3Bの修理

無理をお願いして修理中  写真は携帯のカメラなのでボケボケ

CJ3Bは無事にオークションで落札されたのですが、キャリアカーに積み込むときに、やはり燃料ポンプの不調でエンジンが始動しません
不動車の運搬は通常価格の3倍もかかるとのことで、置かせていただいたN自動車さんに無理をお願いして、燃料ポンプを取り外してもらいます
ハリケーンエンジンについている燃料ポンプはエンジンのマウント金物に近いため通常の工具ではボルトを回すことができないのであきらめていました
さすがに整備工のプロですね、工具を作りながら1時間かかって取り外していただきました
これからゴムが疲労している、ダイヤフラムの修理をしなければなりません
パーツは簡単に手に入らないのでゴム板を見つけて自作する予定
ダイヤフラムは繊維入りの耐油ゴムですので、同じような品物をゴム専門業者に探してもらうことにします
またJeepのパーツで似たようなダイヤフラムがないか確認することに
明日と明後日はTAMは大阪に出張なので探しをSDKさんに依頼

工場長さん自ら修理

エンジンブロックから燃料ポンプを外す


この当時の車両は燃料ポンプはメカニカルな仕様で、ゴムのダイヤフラムをエンジンからのカムで上下動させて燃料を送っていますが、このCJ3Bはゴムがひび割れてエアを吸っています
だんだん燃料送ることがうまくいかなくなり、そのダイヤフラムの上にゴムシートを重ねて補強して送っていましたが、長くは持ちませんでした
また、今回キャブのフロートが上がりすぎて燃料を送らないこともわかり、ここは調整します
なかなか古い車は手間がかかります
暇なときはそれを治すのが楽しいのですが
一般の整備工場ではこのようなクラシックカーは手を出してくれません
パーツは無いし、自作しなければなりませんし、時間がかかりすぎるからです

SDKさんが中国三菱にあたったところなんとJH4ハリケーンエンジンのパーツがあるとのこと、ダイヤフラムらしき部品を注文、来週の月曜日に入荷する予定

ブックマークする パーマリンク.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です